一目均衡表とは 見方・使い方


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時間という概念も持つ指標 一目均衡表

一目均衡表はいろいろな線で成り立っています。
日本の細田吾一氏(一目山人)が開発した指標です。
変数は26・13・9が使われており開発者の一目山人はこれを開発するためにニ千人もの学生を動員して研究し最も理想的な数値としてこれを選んだと言われています。一目で相場がどんな状態にあるか分かるという意味で一目均衡表と呼ばれています。

一目均衡表の計算方法(作成法)

転換線=(9日最高値+9日最安値)÷2
基準線=(26日最高値+26日最安値)÷2
先行スパン①=基準線と転換線の中値を26日先に記入
先行スパン②=過去52日間の最高値と最安値の中間を26日先に記入
遅行線=現在の終値を26日前に記入

高値と安値を観察し異なった時期で見ていくことで相場の強さを見ていきます。トレンド発生の基本的な考え方に即した指標です。

一般的な使われ方

雲の上抜け

先行スパン(雲)の高い方を終値が上抜け 買い
先行スパン(雲)の低い方を終値が下抜け 売り

一目均衡表は移動平均の65日~75日あたりとほぼ同じような動きとしており、代用することもできます。この使い方をする場合は、少し複雑な一目均衡表よりシンプルな移動平均を用いた方が見やすくなります。

転換線と基準線のクロス

これもメジャーなやり方です。このやり方も移動平均の短期と中期の線のクロスで代用することが可能です。

転換線または基準線の向き

転換線または基準線が下方向から上向きになった時に買い。上方向から下向きになった時に売る方法はクロスの方法よりも反応・感度が高い信号になります。

遅行線が終値抜け

終値が遅行線を上抜いた時に買い、終値が遅行線を下抜いた時に売る方法です。
一目均衡表では遅行線が最も重要であると言われています。この方法も移動平均の75あたりで代用が可能です。

先行スパンクロス

先行スパンでは高値と安値を常に見ています。相場が反対方向へブレイクする時が先行スパンがクロスする時です。その瞬間を狙うのがこの方法です。一度クロスしたものが再度逆にクロスすることは比較的少ないので、失敗が少なくなりますが逆に失敗した時の損失が大きくなってしまう傾向があります。

時間で取引する

目先の価格の変動に囚われることなく「いつからいつまで」と時期・時間によって取引する方法です。一例ですが先行スパンがクロスした後に新規エントリーし、26日(26本先のローゾク足)後にやめてしまうのです。このように相場の波動に合わせて時間のみで取引しようという試みが行われています。「26先でやめていなければ、もっと利益が大きかったのに、」という状況が結果的に発生することもあります。

本来の使い方は深い

テクニカル分析の第一人者である新井邦弘氏は著書の中で一目均衡表とボリンジャーバンドさえあればテクニカルは十分であると書かれておられました。

尚、ここで紹介した信号・使い方は多くの投資家が行っている方法であり、本来の使い方は違うと言われています。一目均衡表は値幅・時間・波動論を根幹に考えだされた指標で詳しくお知りになりたい方は書籍でさらに勉強されてみてください。

 

 

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