スプレッドとは買値と売値の差のことをいいます。
メインで取引する業者を選ぶ際に、最も重視するべき点の一つが
このスプレッドです
スプレッドが0.05円の場合
ドル-円ペア 買値105円70銭 売値104円65銭 |
このようにレートは表示されていますが
買い値と売値は買い値の方が高く
売値の方が安くなっています
0.05円の差 これがスプレッドです
この例で1万通貨で
買ったと同時に売ることができたとします。
スプレッド0.05円の場合 10000通貨×買値レート105.70=約定金額1057000円 10000通貨×売値レート105.65=約定金額1056500円 |
となり1057000円で買って1056500円で売るということになり
損益は-500円
となります
単純にスプレッド0.05の差×10000=−500と計算もできます
スプレッド0.02円の場合
この例で1万通貨で
買ったと同時に売ることができたとします。
10000通貨×買値レート105.70=1057000円 10000通貨×売値レート105.68=1056800円 |
となり1057000円で買って1056800円で売るということになりとなり
損益は-200円
単純に0.02×10000=−200と計算もできます
スプレッドが狭い方が良い
ということになります。
スプレッドは結局の所 手数料である
手数料0円とかよく書かれていますが、
スプレッドで手数料を聴取しています。
つまり手数料0円とはあたかも投資家が
得になるような言葉ですが、FX業者はスプレッドなどを
手数料としています
注意すべき点
FXには自動売買を行える所があります。
その自動売買を過去のデータで行うと、
一定期間どのくらいの利益になるかというシュミレーション機能が
多くの場合ついています。
そしてそのシュミレーション結果が
かなり優秀であるという結果を示したとします
しかし、そのシュミレーション機能にスプレッドが考慮されていなかったらどうなるでしょうか?
スプレッドが考慮されていないシュミレーションで自動売買を実際に行うと、
スプレッド分でどんどんマイナスになっていきます。
自動売買のシュミレーションを行い検証する場合には、
(自動売買自体は、とても便利なものです)
このスプレッドがちゃんとシュミレーションで考慮されているか事前に確認してから自動売買を行って下さい。
実際に過去にこれに気がつかず思わぬ損失を出した投資家はたくさんいました。